フーディソンと静岡県御前崎市が主催する産地応援プロジェクト「御前崎フェア」にご協力いただいたフレンチ酒場「nanoru namonai(ナノルナモナイ)」さんの御前崎コースをご紹介。本格派フレンチを提供するnanoru namonaiさんならではの、お洒落で品のあるメニューが出来上がりました。
まずはじめは御前崎市産いちじくを使ったメニュー。いちじく、今旬ですね。御前崎市の温暖な気候で育ったいちじくは甘みたっぷりで濃厚、果肉もとても肉厚。そのいちじくをクルっと包んでいるおいしいお肉は...。ラルドという豚の背脂を塩漬けして熟成させて作られる加工肉です。フランス家庭料理ではラルド巻きはお馴染みで、フルーツと一緒にデザート感覚で食べるのもポピュラーな食べ方なのだそう。柔らかくしっとりした食感は舌触りが良い感じです。
次は御前崎市のミルキークイーンとカマスを使ってマリネ仕立てにしたワンスプーンメニュー。ミルキークイーンはモチモチした粘りのあるお米の代表格で、冷めても美味しい米として人気があり飲食店でもよく使われています。一口サイズのスプーンにはサラダ仕立てにしたミルキークイーンの手毬寿司、そのうえにマリネしたカマスとイクラがぽっこりのっています。ぱくっと食べると...見事に旨みがマッチ。一口においしい幸せがつまっています。
ガスパチョと言えばトマトベースの冷製スープですが、今回はトマトではなく御前崎産メロンが主役。メロンベースなので味は甘いかなぁと思いきや、意外にもさわやか!アロマティックな香り、みずみずしさとフルーティさがおいしく、あっという間に完食。不思議とはまってしまうアレンジのきいたメニューです。
カツオといちじく、ミルキークイーンはすべて御前崎産という豪華な一皿です。マリネしたカツオといちじくは甘酸っぱく香ばしく、ふわふわのミルキークイーンをババロアと一緒に食べると、ほっぺたが落ちそうなくらいとろけます。お米のババロアは、あまり日本では馴染みがありませんが、フランスでは親しみのある定番レシピ。ほっとする自然で優しい味わいです。それにしても、いちじくって、そのまま食べるのはもちろん美味しいですが、お肉でもお魚にもこんなに相性がいいとは、驚きです。赤ワインがよく合う一品。
ポワレやムニエルなどフレンチの定番魚、金目鯛を使った鉄板焼き。鱗ごと皮はパリパリに焼きあがっていますが、身は驚くほどしっとり。パリっとフワっと食感がなんとも心地いい感じです。お魚のだしソースとメニューにありますが、その正体はハマグリ。金目鯛のさらっとした脂にハマグリの濃厚なエキスがマッチして、魚介の豊かな風味を醸し出しています。出汁のおいしさが活きた品のある一品です。
いよいよメインの登場。御前崎で育てられた黒毛和牛ブランド「遠州夢咲牛(エンシュウユメサキギュウ)」。内閣総理大臣賞を受賞した、国内最高峰牛肉です!脂のおいしさが自慢、赤身肉のなかでも特に柔らかさも堪能できるランプの部位をスープ仕立てでさっぱりと。肉好きにはたまりませんね。
さいごはバニラ風味で炊き上げたお米のスイーツ。リオレとは柔らかく煮たリゾットのようなもので、フランスの家庭で親しまれている伝統的なデザートです。いちじくと一緒に食べることで酸味と甘味がバランス良く調和され、甘すぎない大人の味に。甘いものが苦手な方でも、このリオレならきっとおいしく食べられるかと思います。
さてみなさんはどのメニューを選びますか?...全部食べたいですよね。上記メニューをすべてセットにした御前崎コースはお一人7,000円(税抜)で2017年10月11日(水)までご用意しております。ぜひデートや女子会のときに。カウンターもあるのでお一人でも気軽に楽しめるお店です。ぜひこの機会にお試しくださいね!
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【お店の情報】
フレンチ酒場 nanoru namonai
住所:〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目2-12 田崎ビル 2F
最寄り駅:代々木八幡駅、代々木公園駅から徒歩約1分
TEL:03-6804-9302
URL:http://nanoru-namonai.com/
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【御前崎の特産物情報】
URL:http://omaezaki-food.jp/index.html