新たな鮮魚貝スープを次々と開拓。

独自のラーメン出汁は魚ポチに支えられています

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  • 店舗名

    麺場Voyage(ボヤージュ)

  • ジャンル

    ラーメン、つけ麺

  • 所在地

    大田区蒲田4-37-7

  • 客単価

    1,000円~1,999円

  • 席数

    15席

    テーブル8席、カウンター7席

  • ご担当者

    貝原 光さん

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麺場ボヤージュさんのラーメンコンセプトについて教えてください
鮮魚貝とキノコの出汁を合わせてスープを作っています。さまざまな鮮魚のアラや貝類など鮮魚貝の出汁を探求し、ボヤージュ独自のラーメンをお客様へ提供しています。

鮮魚貝スープを看板にしたきっかけは?
縁あって知り合った南三陸の漁師さんより、南三陸のベビーホタテとワカメを使って美味しいラーメンを作って欲しい、という相談がはじまりでした。当時は東日本大震災のあとでして、復興の役に少しでも立ちたいと思い、魚介系ラーメンをはじめてメニューに取り入れてみたんです。実は、それまではずっと豚骨系ラーメンに情熱を燃やしてきまして。大学時代のアルバイトも修行時代に働いたラーメン店も豚骨系でしたし、おなじ蒲田で先に開業した姉妹店「麺場ながれぼし」は、豚骨とキノコの出汁のラーメン店でした。魚介系を取り扱ったのは大きな挑戦でした。

はじめての魚介系ラーメン、いかがでしたか?
お客さんの反応が良くて嬉しかったですね。僕、ラーメンを作るのも食べるのも、食べているひとを見るのも大好きなんです(笑) このときの手応えから魚介系ラーメンづくりへの興味を持ちはじめました。もっと魚介の出汁を知りたい、これまでにない新しいスープを作ってお客さんに喜んでもらいたいという想いが次第に高まり、鮮魚貝スープを看板とした麺場ボヤージュの二店舗目開業につながりました。

ボヤージュさんは「鮮魚貝スープ」専門だけあって、魚ポチから本当にいろんなを魚介を仕入れていただいています
魚ポチから鮮魚のアラや貝類を仕入れるようになって、あっという間にメニューが広がりました。5〜8種類のラーメンを日々入れ替わり提供していますが、素材のほとんどは魚ポチから。これまでに鮮魚のアラだと、サワラやフグ、アブラボウスなど。貝類はホンビノス貝やホタテのヒモ、デカい岩牡蠣……。ナガラミなんかも珍しくて美味しい出汁でした。魚ポチのおかげで、自由な発想で独自のラーメンを生み出すことができ、新たな味の世界が広がりました。そんな商品あるんですか! ってしょっちゅう驚いていますよ(笑)

サワラの冷やし麺
プーパッポンラーメン
冷やしウニクリームラーメン
スナガレイラーメン
マフグラーメン
海老とトウモロコシの冷やし麺
ウニ丼
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メニューを見るとラーメン以外の食も充実していますね。なんと、ウニもある!
居酒屋やバーで働いた経験もあり、おつまみ系のメニューも作ります。そうそう、先日試しにウニを仕入れて、ウニ丼やウニ白湯ラーメンをやってみたらところ、すごい売れましたよ。定番メニューにしようと思って今日は魚ポチでウニを大量に仕入れました。ウニ好きのお客さんがこんなに多かったなんて、よい発見でした。

今後、魚ポチから仕入れたい魚介を教えてください
僕は石川県出身なのですが、このゴマフグの白子の産地は石川県輪島だったので、なんだか嬉しく懐かしく感じましたね。魚ポチは北陸の魚介も取り扱っているので今後は積極的に仕入れたい。ラーメンを通じてふるさとの魚介を都内の人に知ってもらえたらハッピーですね。
魚介の出汁って知れば知るほど奥深くておもしろい世界だと思っています。美味しくて新たな鮮魚貝スープをもっと見つけたい。麺場ボヤージュの飽くなき挑戦は続きますので、魚ポチの提案にこれからも期待しています!